三条マルシェ実行委員会は、9日午前10時から午後3時まで「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」を初めて五十嵐川河川敷を会場に開く。
会場は、常盤橋から御蔵橋からの右岸側河川敷。2004年の三条市を襲った7・13水害を忘れず、復興を成し遂げた「私たちのまち三条」を改めて見つめ、素晴らしい明日を願おうという思いを込め、あえてこの7月に河川敷での開催を決めた。
今回も個人や店舗、企業などさまざまな形で過去最多の43店が出店。三条産の材料を使ったグルメ屋台やスイーツ、市外の特産品、クラフトや雑貨など、さまざまな商品の販売や体験などで、地域の魅力を発信する。
毎回、人気のスイーツ販売は、パイやクッキー、クレープに団子やまんじゅう、「ポッポ焼き」など和洋の味がそろい。同時開催の「スイーツフェア」では「うめとトマトのゼリー」、「三条サンデー」、「B.L.T.サンドイッチ」など三条産の夏野菜を使ったスイーツが登場する。
スイーツのほかにも、ステーキ丼、たれカツ丼、塩ちゃんこ鍋など、おなじみとなった味も多数。リピート出店も多いなか、魚沼市から野菜や玄米などでの初出店もあり、写真展「7・13水害および復興」やステージイベントも開催する。
さらに同時開催として、五十嵐川を愛する会が7・13水害復興記念事業「市民水辺ひろば」を開き、金魚すくい(100円)と子供凧あげ遊び(300円)を行い、売り上げを三条市への義援金とする。中央商店街では百円商店街やスタンプラリーが行われる。
会場周辺には駐車場が少ないので市役所駐車場を開放し、午前9時半から午後3時まで、市役所と会場を往復する無料のシャトルバスを約20分間隔で運行する。
三条マルシェは、雨が降っても実施するが、今回は河川敷での開催ということから川の水位などを考え、大雨注意報か警報が発令されたら中止。午前6時に開催の可否を決定し、三条市のホームページなどに掲載する。朝の開催決定後でも、気象条件によっては途中で変更になる場合もある。
三条マルシェは昨年9月以来5回目の開催。「マルシェ」はフランス語で市場の意味。ごった市の「ごった」は、方言で「いろいろなもの」、「すごい」、「とても」といった意味があり、ことしは年内に7回の開催を計画し、この次は8月20日の開催が決まっている。ステージプログラムのスケジュールは次の通り。
「ステージプログラム」