8日未明、燕市内で交通違反をした軽自動車がパトカーに停止を求められて逃走、歩道の縁石に乗り上げて横転し、車に乗っていた男性が死亡した。男性の身元はわかっていない。
発表では、事故があったのは午前0時11分ころ。燕市佐渡地内のチャンレジャー燕三条のある丁字路で、国道8号方向から佐渡橋方向へ向かって赤信号なのに軽自動車が通過するところをパトロール中の三条署のパトカーが確認し、停止を求めた。
軽自動車は停止せずに逃走し、佐渡橋を渡って土手からの坂を下りきった付近、(株)オダジマ角の押しボタン式信号機のある交差点の手前で進行方向に向かって右側の縁石に乗り上げて横転した。
車に乗っていた男性は新潟市内の病院に運ばれたが、午前3時54分、脳挫傷で死亡した。車に乗っていた人は複数だったという情報もあるが、現場には亡くなった男性しかおらず、いなくなった人の行方を捜している。死亡した男性が運転していたかどうかもわかっていない。
角の家の塀にも突っ込んだようで、塀の一部が壊れていた。事故のあった交差点付近は緩やかなS字カーブ。事故当時は雨も強かったようだ。信号無視した丁字路から事故現場までは1キロほどある。