三条青色申告会青年部(栗山佳大部長)は10日、三条東公民館で7月例会「アフリカンライブ+ダンス体験」を開き、会員以外も含む約40人が参加してライブのパーカッションのリズムを体で感じ、エネルギッシュなアフリカンダンスを体験した。
アフリカンダンスの指導は、ダンサーでグラフィックデザイナーの捧美香さん=三条市興野2=。ジェンベダンスの基本的などウオーミングアップとストレッチも兼ねて振り付けを学び、「クク」というリズムのダンスを覚えた。
その後、新潟市を拠点に県内では唯一ともいえるアフリカンパーカッショングループ「AMAKANO(アマカノ)」の演奏を楽しんだ。
参加者はくつを脱いではだしになってダンス。数年前からアフリカンダンスを学んでいる捧さんは小柄な体をゴムのように柔軟で強じんに動かし、全身を躍動させてダイナミックなダンスを披露した。
捧さんと同じように体を動かすのは、持久力も含めてトレーニングを積まないと難しいが、それぞれのできる範囲で体を動かした。「クク」のレッスンでは、振り付けを覚えやすくするために「お中元、はがして」、「仏壇、神棚」と意味を当てはめ、参加者は笑いながらレッスンを繰り返した。
AMALANOは結成11年のベテラングループで、メンバー7人に2人が加わった大編成。演奏が始まると空気はアフリカンに一変し、大きな太鼓の音が腹の底に響き、心地良いリズムに参加者の体も自然にリズムを取り始めた。
ソロやキメも心地良く、後半はライブ演奏にあわせ、丸くなって円を描くように動いたりして自由にダンス。最後は前半で練習した「クク」を生演奏で踊り、たっぷり汗を流して日常にはない時間を満喫していた。