三条市の中心地の路上を通行止めにして地元にこだわった店舗が並ぶ「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」が9日、初めて五十嵐川河川敷を会場に開かれ、最高気温35.5度の猛暑日のなかでの開催となった。
2004年の7・13水害を忘れず、復興を成しとげた三条を見詰めようと、あえてこの7月に初めての河川敷を会場に。常盤橋ー御蔵橋間の右岸河川敷に42の店舗が並んだ。
心配された雨は免れたが、次の敵は猛暑。午前6時に集合してテント張りなど準備を始めた市職員は、午前10時の開店までにすでに汗だくでぐったり。川風も焼け石に水で、さすがに来場者の出足も鈍かった。
食中毒を心配してか食品の関係の店も少なめ。この暑さではクラフトや工芸品を買って持ち帰る気にはなりにくく、ジュースやかき氷を売る店が人気だった。
熱中症も心配になる暑さに早めに帰る人も。それでもテントや橋の下で日差しを避けたり、ステージイベントや同時開催の金魚すくいとともに真夏のマルシェを楽しんでいた。