国定勇人三条市長は13日行った定例記者会見で、平成23年度分の個人市・県民税の計算に誤りがあり、173人の修正該当者があることを明らかにした。
修正該当者の内訳は、税額増となるのが132人(うち新規85人)、税額減となるのが41人(うち還付9人)。修正による影響額は税額増が18,199千円、(うち新規8,925千円)、税額減が1,865千円(うち還付額72,400千円)。修正後の納税額は増減額を調整し、7月15日付けで通知する。
課税の修正によるほかの業務への影響は、後期高齢者医療保険で37人に保険料の増減があると思われる。
23年度分の課税計算処理に伴う22年度分の確定申告の一部が電算処理されていなかった。今年度から国税連携に伴う送信されたデータの取り込みで、一部のデータがエラーチェックなどでは確認できないディレクトリに未処理のまま保管されていた。未処理の所得税額のまま課税計算されたものに誤りがあった。
人為的なミスが原因で、今後は件数のチェックを行うなどして誤りのないようにする。