JAにいがた南蒲は、コシヒカリのプライベートブランド「なんかん育ち」のPRにとオリジナルキャラクターとロゴをプリントしたTシャツとポロシャツを製作。9月30日まで職員が着用して勤務することで「節電の夏」のスーパークールビズにもと、一石二鳥で暑い夏を乗り切る試みを行っている。
「なんかん育ち」は、同JA管内産のコメ「コシヒカリ」のプライベートブランド名。「なんかん育ち」の文字と農産物のキャラクターのイラストをデザイン。Tシャツとポロシャツとデザインはそれぞれで、色はいずれも黒と白の2色。
イラストは手描き風の「きもかわいい」系。ナシ、ブドウ、キャベツ、コメ、レンコン、長ネギ、ジャガイモ、ル レクチエと、管内で生産されている8つの農産物を擬人化したキャラクターが横に整列。足元には漫画の吹き出しで話すように「なんかん育ち」の文字が並ぶ。
Tシャツのデザインは、前面プリントとバックプリントの2種類。ポロシャツのデザインは1種類で、胸にコメのイラストをワンポイントで刺しゅうし、背中に「なんかん育ち」の字句をプリントした。
イラストは昨年、同JAの職員が制作した。「なんかん育ち」をもっと知ってほしい、JAにいがた南蒲産の農産物を「もっとおいしく」、「もっと多く作り」、「もっと食べていただきたい」との思いを込めた。
9月30日までの着用だが、職種や業務によってTPOに合わせて着用し、日常業務のほかに、イベントや県内外の販売促進でも活用する。
大崎支店ではふだん、女性職員はブラウスにベストを着ているが、週1回は窓口業務の職員が、そろってTシャツを着ることにした。支店として15%ピークカットに取り組んでおり、エアコンをつけるのは室温が30度になってからで、設定温度は28度に抑えている。
少し動いただけで汗の流れる気温だが、Tシャツの職員はまだ慣れておらず、「ちょっと恥ずかしいような感じだけど、涼しいです」。来店客からも「涼しそうでいいんじゃない」、「若々しい感じ」と好評だ。