三条市小中一貫教育検討委員会(梨本清一委員長・委員30人)は14日開いた第21回委員会で、第一中学校区一体校のスクールバス運行計画策定に向けた基本的な考え方や現学校跡地等利用構想の提案について協議した。
各中学校区の推進協議会の実施状況、モデルカリキュラム概要についての報告に続いて、三条高校跡地に建設して平成26年4月の開校を目指す第一中学校区小中一体校について、実施計画、通学路策定に向けての基本的なが考え方、スクールバス運行に向けての基本的な考え方、現学校跡地等利用構想についての4項目を事務局の提案を基に協議した。
スクールバス運行に向けての基本的な考え方については、事務局がたたき台とした案を示した。対象地域や対象地域の区切り、中学生を対象とすることについて、対象地域の児童のうち徒歩通学を希望する場合、便数などの検討点について。委員からは児童生徒の安全や事務局の説明方法についてなど多くの意見が出された。あわせて、自転車通学や児童生徒の通学路などについても協議され、嵐南バイパスの歩道の整備などの要望もあった。
現学校跡地等利用構想についてでは、従前からの変更点を加えた資料を説明し意見を求めた。資料では、下の4つの学校施設の活用についてのほか、「そのほかに、今後、第一中学校区小中一貫教育推進協議会等で出された要望や、地域の皆様等のご意見も伺ったうえで、市全体の目線から、市有財産等利活用検討委員会にいうて、有効な利用計画を検討していく」としている。現学校跡地等利用構想は次の通り。赤字部分が付け加えた変更点。