三条市・新潟県央工業高校(笹川民雄校長)の同窓会(川崎国雄会長)は同校の終業式の22日、夏休み中に世界大会やインターハイに出場する各部活動などの選手延べ27人に助成金を贈り、活躍を願って激励した。
激励を受けたのは、ハンガリーで開かれるレスリング世界カデット(U17)選手権大会に出場する3年生泉田隼希君をはじめ、インターハイ出場の山岳部4人、弓道部2人、卓球部2人、ウエイトリフティング部2人、レスリング部13人。このほか、県高校校長協会主催で初めて実施する事業で韓国開催の東アジア高校生交流事業への派遣生徒3人。泉田君と派遣生徒3人の計4人はレスリング部でインターハイにも出場することから、激励を受けた生徒は延べ27人だが、実質的には23人。
終業式前の午後1時過ぎから、各大会で優秀な成績を収めた選手の表彰式を行い、続いて同窓会の梨本正実副会長が登壇、各大会への出場激励や派遣助成としての計48万円をそれぞれの選手や選手代表に手渡した。
梨本副会長はあいさつで、「こんなに大勢の生徒さんの前で活躍されるわが母校の後輩を見て大変うれしく思う」と述べ、「学校の代表としてこれまで鍛え上げた技と力を存分に発揮され、県央魂のもとに立派な成果をあげられることを、同窓会25,000名を代表して激励の言葉とさせてもらう。大いなる活躍をお祈りします」。
さらに、甲子園を目指して高校野球県大会でベスト8に残り、この日はハードオフエコスタジアムでの練習している野球部員にとして、「25日の明訓高校との準々決勝に勝利し、3年前に続く2度目の甲子園出場に期待します」と激励した。
【レスリング世界カデット(U17)選手権大会】(会場国・ハンガリー)
【インターハイ】
【東アジア高校生交流事業】(派遣先・韓国)