燕市で金属洋食器が製造されて100周年の記念行事とあわせた夏の交通安全キャンペーンが23日、同市で行われ、前日22日スタートした夏の交通事故防止運動とともに金属洋食器製造100周年をドライバーにアピールした。
日本金属洋食器工業組合(田中正勝理事長)と燕市、燕署、燕市交通安全協会(柴山富栄会長)のほか、100周年事業をPRするカトラリーキッズの小学生12人、キャンペーン大使「RYO」さん、地元アイドルユニット「ブルースカイレビュー」のメンバーなど100人近くが参加した。
同組合事務局も燕商工会議所前の国道289号で、弥彦村方面へ向かう車をとめて同組合のバターナイフと先割れスプーンに100周年記念のステッカー、燕市の観光ガイド、交通安全啓発ちらしなどを詰めた袋を400セット配布した。
カトラリーキッズが「交通安全でお願いします!」と呼びかけると、ドライバーは「ありがとうね」とにっこり。鈴木力燕市長は「交通事故が“ナイフ”ということでよろしくお願いします」と苦しい駄じゃれ攻撃で応戦だ。
田中理事長は観光バスに乗り込んで安全運転を呼びかけ、燕の洋食器をアピール。思わぬプレゼントに乗客からも大きな拍手で、見事なトップセールスぶりだった。