三条市と三条市消防団(長谷川作雄団長代表)は、24日午前8時半から県三条地域振興局駐車場で第5回三条市長杯争奪三条市消防団小型ポンプ操法競技会を開き、三条、栄、下田3方面隊から12チームが出場してポンプ操法の技術を競った。
消防技術の向上や団員相互の連携、団体行動を的確にすることなどを目的に旧三条市時代から毎年、開いている。
出場は三条方面隊6、栄方面隊3、下田方面隊3の計12チーム。1チームは5人編成で60人の選手が出場。小型ポンプにホースを設置、延長し、放水するまでの一連の作業を行い、規律や節度、敏しょう性、士気、安全性などの総合審査と所要時間の時計審査の合計で競った。
午前8時半の開会式には、国定市長はじめ消防職員、消防団員約440人が参加。ことしからはラッパ隊と女性消防団員も加わっており、女性消防団員がアナウンスをしたり、開式宣言の前にラッパの音が響いたりと、昨年までとは少し違った雰囲気だった。
競技では、各方面隊の応援団員など300人余りが見守るなか、出場選手の団員はきびきびとした動作で訓練の成果を示し、約1分間の素早い行動を終えると各チームに拍手を送っていた。
競技の結果、三条本成寺分団が昨年に続いて優勝し、上位3チームを表彰した。また、昨年設けた個人賞では、優秀な成績を収めた指揮者と1番員、2番員、3番員の4人の操作員を最優秀選手賞とした。表彰を受けた3位以上のチーム(出場選手)と成績公表の6位以上、最優秀選手賞は次の通り。敬称略。
【順位】
【優秀選手賞】