自然公園指導員としての永年の功績で新潟県央工業高校教諭の吉田光二さん(58)=三条林町2=が21日付で、環境省自然環境局長表彰を受彰した。
表彰は、毎年、7月21日から8月20日までの「自然に親しむ運動」期間中に、環境省が行っているもの。自然公園指導員は、国立公園や国定公園の保護や適正利用について公園利用者の指導などを行っている。自然環境局長の委嘱により全国で約3,000人がボランティアで活動している。
吉田さんは、平成8年から指導員の委嘱を受けており、主に上信越高原国定公園で活動。勤務先の県央工高では、山岳部の顧問をしている。
表彰を喜ぶとともに、近年、登山道のストック使用により登山道が傷められていること、犬連れで山のなかに入る人もあり、犬の鳴き声が山の動物を怖がらせていることなどが全国的な課題となっていると話していた。