映画「育子からの手紙」三条上映委員会は25日、9日に三条市中央公民館で同映画の上映を行い、その収益などから10万円を東日本大震災や原発事故の影響で避難している人たちのために役立ててほしいと三条市に寄付した。
午後4時半に同委員会のメンバーらが市役所を訪れ、国定勇人市長に善意を手渡した。
映画は、村橋明郎監督作品で副島喜美子さんが実話をつづった著書『育子からの手紙―十五歳、ガンと闘った日々』(筑摩書房刊)を映画化した作品。同委員会では、9日の午前と午後の2回、上映。入場チケットはおとな1,000円、高校生以下500円だった。
その収益178,792円と会場に設置した募金箱の29,126円、さらに同委員会の余剰金1,230円を合わせた209,148円から10万円を三条市に、109,148円をあしなが育英会の東日本大震災・津波遺児支援に寄付する。