28日の三条市は、明け方を中心に強い雨が降り、1時間の降水量が25.5ミリの時間もあるまとまった雨となった。
1時間単位の降水量は、午前5時からの1時間の25.5ミリが最も多く土砂降りの雨で、新潟地方気象台は午前6時44分に三条地域をはじめ、県内各地に大雨や洪水の警報を発表した。三条では午後7時までの1時間ごとの観測では、正午の0.5ミリ以降は霧雨程度は降っていたものの降水量を記録する雨は降っていない。
明け方の最低気温は22.7度で、日中は25度前後が続き、最高は25.9度だった。
梅雨時のようにじめじめとした一日で、不快指数が高そうだったものの、植物や農作物などにとっては久しぶりにまとまった恵みの雨。三条市三貫地地内では、ピンク色のハスのつぼみが雨で一層色濃くし、緑色の葉の中にはたまった雨水がころころと銀色に輝いていた。