三条市の国定勇人市長は30日午後3時半からの会見で、午後3時10分に避難指示の下田地域を除き、三条、栄地域に発令していた避難勧告を解除したと発表した。
五十嵐川と信濃川の水位の低減によるもので、午後2時現在で五十嵐川は、ピーク時29日午前6時の16.16mから13.07mに。信濃川は荒町地内で30日午前9時の11.54mで、午後2時は11.64mと減った。
また、避難勧告解除の地域でも一時避難所は引き続き開設している。下田地域は避難指示を継続しているので、自宅の安全な場所への避難など、引き続き身の安全に留意をと求めている。
また、今回の被害状況で、床上浸水がおおむね300件、床下浸水がおおむね1,500件とした。国定市長は、「被害を受けられた方に心からお見舞いを申し上げる」と話した。さたに、避難行動には7年前の7.13水害の教訓をわたしたちというよりは、市民の皆様から体得され、決して二の舞にならないと行動された。出た情報によって、冷静に受け止めていただいて、最適な行動をとっていただいた。