30日夕方、三条市の要請で豪雨や土砂崩れで孤立した下田地域の11集落に、県の防災ヘリコプターで飲料水やランタンなどの救援物資を送った。
11集落は豪雨の影響により、土砂崩れなどで道路が寸断して孤立した名下、栗山、塩野渕、大谷地、笠掘、長野、牛野尾、早水、濁沢、葎谷、遅場の 約320世帯。その後なんとか通行は可能になったものの土砂崩れなどの危険が伴ったり、道幅がせまいなどで行き来が難しい地区。
水道をはじめ電気などのライフラインが止まっており、三条市災害対策本部が県に防災ヘリコプターでの救援物資の運搬を要請したもの。
午後4時過ぎに、三条市総合運動公園の芝生広場に降りた防災ヘリコプターは、航空応援協定のある山形県消防の白と赤の機体の「もがみ」。
三条市消防本部の職員や市職員とともに救援物資の、ペットボトル入りの飲料水、カップめん、缶詰、ランタン、電池、おしめ、土のう袋などを積み込 んで、大谷ダム駐車場へと向かった。救援物資の量が多かったことから、「もがみ」は3往復した。