東日本大震災で津波と震災の被害を受け復興に取り組んでいる福島県相馬市から三条市へ、1日までに救援物資としてミネラルウオーター約2万6,000本が届いた。
相馬市では、震災で三条市から水などの救援物資の支援を受けていたこともあり、今回の新潟県内での水害を報道で知った同市から三条市に「ぜひ、できる限りのことをしたい」と支援を申し出て話し合いの結果、飲料水を届けることにした。
同市職員によると、今回の震災と津波被害を経験し、震災後に最初に必要とされたのが飲料水や食料だった。今後も必要な支援があれば応えたいと話している。
一刻も早く届けたいと7月31日夜、同市職員が2トン車で120ケースを持参。1日は10トントラックを手配し、約1400ケースを送り、前日の120ケースと合わせて1,600ケース、500ミリリットルのペットボトル約2万6,000本を発送した。
1日午後にミネラルウオーターを積んだ10トントラックが三条市役所に到着。トラックのドライバーとともに三条市職員30人近くが、1400ケースを人海戦術でトラックから降ろし、厚生福祉会館の体育館に運び入れた。三条市は、配布方法などどのように役立てるか、早急に検討している。