三条市では8月31日まで、家庭で出た水害ごみの自己搬入の仮置き場を開設している。
借り置き場は、7月31日から8月5日までは三条市下水処理センター=塚野目=の敷地内、6日から31日は建設中の清掃センターの隣接地=福島新田=。いずれも午前9時から午後5時まで水害ごみを受け入れ、8月13日から16日は午後3時まで。
自己搬入する場合は、汚泥類は麻袋などに入れ、水害ごみは「燃えるもの」と「燃えないもの」に分けて持ち込む。
事業所のごみは有料で清掃センターで受け付け、汚泥類は麻袋などに入れ両仮置き場に無料で搬入できる。
31日から受け入れを開始した下水処理センター敷地内の仮置き場では2日、市の水害ごみの収集車と個人での持ち込みの乗用車や軽トラックなどが切れ目なく訪れた。敷地内は、ぬれてこげ茶色に変わった畳やタンス、布団や冷蔵庫などが山に。島田付近で住宅が床上浸水したという人は、荷台にシートを敷いた自家用車からぬれたカーペットなどを降ろしていた。
また、市のごみの収集については、汚泥類は三条地区と栄地区で3日から開始し、下田地区は調整中。汚泥類は麻袋や土のう袋など水切りができる袋に入れて家の前に置いておく。麻袋は、三条地区は自治会長を通じて、栄と下田地区は各サービスセンターで配布している。
水害ごみの収集については、粗大ごみを「燃えるもの」と「燃えないもの」に分ける。袋に入るものも燃えるものと燃えないものに分けて袋に入れる。三条と栄地区では自宅の敷地内に置き、下田地区では集落の集積カ所に置き、回収日は各自治会による。問い合わせは、三条市市民部環境課(電話:0256-34-5511、内線241)へ。