三条市災害ボランティアセンターの下田本部では、ニーズに対して圧倒的にボランティアの数が足りず、ボランティアに参加してくれる人を緊急に大募集している。
2日朝は災害復旧を手伝ってほしいというニーズのうち3件ほどに出動して、ボランティアが出払っているが、それ以外に残っているニーズが20件ほどある。
1件に対して4、5人のボランティアが出向いているので、100人から150人くらいのボランティアが不足しており、同センターではひとりでも多く、いち早くボランティアに参加してくれる人を待っている。
ニーズの中心は、浸水して家の中に入った泥だし作業。運営に携わっている燕三条青年会議所の落合孝夫理事長は、下田地区で被災して復旧作業の手伝いを待っている人たちには、「もう少し待っていただきたい」と詫びている。
下田本部のボランティアに参加したい人は、電話「0256-46-3003」へ問い合わせる。ボランティア保険に無料で加入でき、作業のできる服装で参加する。虫除けや自分用の水を用意した方がいい。近隣市町村の住民や夏休み中の大学生の参加などが期待される。