自民党の本県選出国会議員が、3日午後から記録的豪雨の中心的な被災地となった三条市を視察した。
参加したのは、水落敏栄、塚田一郎、佐藤信秋、中原八一の各参院議員。さらに地元選出の県議や市議も加わり、国定勇人市長や県が同行。三条市下田地区で五十嵐川の水があふれた清流大橋上流側の左岸側の高岡、江口の右岸堤防決壊現場、森町の右岸の住宅流出現場のほか、床上浸水した三条地区の住宅地などを視察した。
7月31日にも政府調査団が三条市で被災地の視察を行っており、ほかにも行政や関係機関が次々と現地視察を訪れている。バスを連ねた視察に何事かと家から姿を現す住民も多く、冗談まじりに「眺めてばっかいねで、はよしてくれや(眺めてばかりいないで早くしてくれ)」と話す人もいた。
家の流失の瞬間を目撃した住民は、2、3秒で一気に家が流されたと水の威力のすごさをまくし立てるように話し、道路の陥没や川があふれた流域のようすなどを参院議員らに話し、支援を訴えていた。