三条夏まつり協賛会は3日、三条商工会議所で「東日本震災復興祈念がんばろう日本 第7回三条夏まつり」開催検討会議を開き、豪雨の影響による夏祭りの実施内容について協議した結果、5日から3日間の当初の予定通り実施することを確認した。
7月29日から降り始めた記録的な豪雨で三条市内では大きな被害があった。そのため、1日に実施するかどうをめぐって協賛会関係者で現状理解と今後の対応を協議した。
その結果、「三条市民に親しまれ、多くの方々が楽しみにしておられる三条夏まつりを何としても予定通り実施したいとの意見でまとまり、三条市のご支援・ご協力を得て、予定通り開催できるよう鋭意努力することを確認した」とした。
それを受けた3日の開催検討会議は非公開で開かれた。会議後に同協賛会会長の斉藤弘文三条商工会議所会頭、実行委員長の加藤敏敦副会頭が協議の内容について話した。
協議の結果、大花火大会の指定観覧席である信濃川右岸河川敷の六ノ町河川緑地には大量に土砂が積もったが、花火大会に向けて撤去作業を行っており、復旧状況によっては立ち入り禁止区域を変更、追加することもあるが、それ以外はすべてを予定通り行うことを確認した。
また当初、ことしの夏まつりは「東日本大震災復興祈念 がんばろう日本」と冠していたが、それに「7.29水害復興祈念 がんばろう三条」を加えた。