記録的豪雨で被害の大きかった下田地区に復旧対策の現地本部をと三条市は3日午後2時、下田サービスセンターに吉田実副市長を本部長とする三条市復旧対策現地本部を開設した。
市は記録的豪雨による水害の復旧対策を進めるため、7月31日午前10時25分にそれまで設置していた三条庁舎の災害対策本部と下田サービスセンターの下田地区現地対策本部を解散するとともに、三条庁舎に復旧対策本部を設置した。
しかし、被災の中心は下田地区。三条庁舎から下田サービスセンターまで約20分かかり、この2地点を結ぶ2つのルートのうち道心坂が通行止めになっているため渋滞しやすく、時間のロスも考えて新たに現地本部を開設した。
災害査定や避難している人などの生活支援を行う。吉田副市長は、「国や県の応援を得て早急に災害復旧対応をまとめ、県を通じて国の支援を求めたい」としている。