三条市下田地区の医療法人社団しただ・社会福祉法人しただ(北沢幹男理事長)が運営するブログ「しただブログ」は、同法人が運営する「かもしか病院」=南五百川=が水害で床上浸水の被害を受けたようすなどを伝えている。
今回の記録的豪雨が始まった7月29日昼、病院そばを流れる五十嵐川が増水するようすから始まる。水害被害が最大化した翌30日の更新はなく、1日置いて31日に更新では、冠水した道路、そして五十嵐川などがあふれて病院が水上の建物のようになり、周囲を濁流が流れるショッキングな写真を掲載。病院の1階の床は茶色の水に満たされている。
8月2日の更新は水害後のようす。水は引き、川は静けさを取り戻しつつあるものの、川の水があふれたところには、撤去するのが気が遠くなるほどの大量の土砂が積もった。
3日は水害被害の復旧作業のようすなど。水は1階の床から高さ80センチにも達したことを伝え、配線などが這う床下は以前として水浸し。アスファルトの駐車場は土のグラウンドと見間違えるほど泥が残り、ブログ担当者は「なんか終わりが見えません。」と途方に暮れているのが伺える。