7日まで3日間の三条市三条地区の夏まつり、第7回三条夏まつりが5日、四日町小、一ノ木戸、南小の市内3小学校児童によるふれ太鼓で幕開きした。
皮切りに午後1時半から三条市厚生福祉会館駐車場で3小学校が順に「三条凧ばやし」の演奏や踊りを披露。三条の午後2時までの最高気温は34.3度の酷暑で、日差しが痛いくらいの炎天下でそろいのはっぴを着た児童は顔を赤くした。
そのようすを見学したりカメラで撮ったりする家族は、日傘や帽子で日陰を求め、子どもたちに大きな拍手を送っていた。このあと、学校ごとに市内各地を回ってふれ太鼓を演奏し、夏まつりの始まりを告げる。
ことしは、三条夏まつりの開催1週間前になって三条市が記録的豪雨に見舞われ、地元はまだ復旧の端緒についたところ。開催自粛の声もあったが、予定通りの開催を決め、「東日本大震災復興祈念 がんばろう日本」に「7.29水害復興祈念 がんばろう三条」の冠を加えて地元の復興も願う夏まつりにする。