兵庫県老人クラブ連合会「のじぎくクラブ兵庫」から三条市災害ボランティアセンター三条本部に5日、「元気袋」200セットが届いた。
段ボール箱11箱が届いた。段ボール箱を開くと、中身がぎっしり詰まって膨らんだ手作り感あふれるA4判サイズていどの「元気袋」。袋にはポケットティッシュ、ハンドタオル、ハンカチ、石けん、軍手、歯ブラシ、鉛筆、メモ帳など生活用品が入っている。
メッセージが添えてあり、「兵庫県丹波市老人クラブ連合会」の名前で「天災とはいえ大きな災害を受けられたこと心から御見舞い申し上げます。どうか健康に留意して復旧されますこと祈っております」とある。
「のじぎくクラブ兵庫」の公式サイトによると、東日本大震災の被災地などにこの元気袋を届けている。ボランタリー活動の全県的支援拠点「ひょうごボランタリープラザ」のボランティアが届けた。
三条市から同プラザに救援物資搬送の要請があり、「仙台七夕花火祭」に派遣する運営ボランティアが途中、三条市に立ち寄って元気袋を届けるとある。
ただ、被災者のうち誰に元気袋を配布するか判断が難しいため、この日夕方に開く会議で検討することにした。