燕三条青年会議所(落合孝夫理事長・125人)は4日、三条市・ハミングプラザビップで通常総会を開き、2012年度理事長に五十嵐利行さん(39)=三条市林町1・新潟精機(株)代表取締役=を決めた。
さきの役員選考委員会(梨本次郎委員長)で五十嵐さんを次年度理事長に推薦し、7月の正副理事長会議で協議、理事会で審議し、この日の総会で2012年度理事長予定者として承認した。
五十嵐さんは、2003年入会で9年目。07年に会員拡大委員会委員長、翌08年寺子屋調整委員会執行理事、09年に専務理事、2010年副理事長を務め、今年度はオリエンテーション委員会に所属。
午後7時ころからの総会で承認後、落合理事長のかけていたプレジデンシャルリーフを梨本直前理事長と長谷川直哉2009年度理事長の2人にかけてもらい、あいさつした。
五十嵐さんは、来年は燕三条青年会議所設立15周年の節目の年でもあり、過去を否定するわけでないが、すべてにおいて見直しをかけていきたい。いい面を伸ばし、悪い面は改善するとした。
また、方針はこれからだが、派手に何かをとはあまり思っていない。みんながJCに入ってよかったなと思えるような年にしていきたい。みなさんに協力してもらえるよう方向性を決めさせてもらい、みんなが楽しく、胸を張ってJCに来られる1年間にしたいと述べ、会員の協力を求めた。
総会では、ほかに2012年度の監事として、今年度副理事長の加藤将利と専務理事の早川滝徳さんの2人を決めた。
総会終了後、五十嵐さんは会見のなかで、この日も豪雨災害によるボランティアセンター下田本部での活動を行ってきたとして、下田地域ではボランティアが不足しているので大勢の参加を呼び掛けていた。