三条市災害ボランティアセンターの三条市総合福祉センターに開設された三条本部には4日、62人のボランティアが参加した。
参加したのは三条市5人、県内46人、県外11人の内訳で、地元からのボランティアが1割足らずなのは寂しいが、15件のニーズに延べ83人が対応した。
翌5日も継続して作業を行うのが9件あるが、作業に未着手なのは5件と少なくなっており、復旧作業の手伝いを頼むニーズに対してボランティアの数が足りない人手不足は解消に向かいつつある。下田地区を対象に下田体育館に開設された下田本部はこの日、消防団員70人が投入され、一気に積み残しが減っている。
週末に向かって参加するボランティアの数は大幅に増えると思われるが、どれくらい増えるかは未知数。逆転してニーズが不足する可能性もある。大きな被害を受けながらボランティアを頼むことを遠慮している人も多く、ボランティア対象範囲の拡大も含めてローラー作戦も行ってニーズの掘り起こしも進める考えだ。
また、3日開設された公式サイトには「よくある質問」を掲載。ボランティアに参加を申し込む前に一読しておくと便利だ。