「7.29水害復興祈念 がんばろう三条」「東日本大震災復興祈念 がんばろう日本」と冠した第7回三条夏まつりの初日5日、夕方からは歩行者天国にした目抜き通りで凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流しが行われ、約3,000人が参加した。
凧と凧ばやし踊りパレードは、ことしも裏館、三条、一ノ木戸、条南、南、四日町の6小学校の6年生児童が各小学校ごとのそろいのはっぴに豆絞りで参加。各校の先頭には鯛車と学校名を入れたりオリジナルの三条六角巻凧を掲げ「三条凧ばやし」を踊りながら進み、その前後に三条凧協会19の凧組が六角巻凧を掲げてパレードした。
続いて午後7時40分から市民民謡踊り流し。国定勇人市長はあいさつで 災害の復旧復興について「この三条の難局を必ず乗り越えることができる」と励まし、「お集まりの大勢の皆さまがたの絆を大切にして、この3日間は、4日後以降の復旧、復興に全力であたっていただくための充電期間」ととらえ、「ふるさと三条が元気な顔を、元気なパワーを取り戻すように頑張っていこう」と呼びかけた。
日中は35度近い気温の猛暑となったこの日、日中に比べれば太陽が隠れた分くらいは涼しくなったが、パレードの中盤の午後7時でも30.4度。パレードの子どもたちも、民謡の踊り手も汗びっしょり。沿道の観客は知り合いが通ると、手にしたうちわを向けて、ほんの少しの風を送り、応援していた。