第7回三条夏まつり2日目の6日、三条地区の5つの商店街が夜店市を開き、本寺小路周辺では三条夏神輿が気勢を上げた。
夜店市は、三条市商店街連合会加盟の東三条、一ノ木戸、中央、昭栄通り、四日町の5商店街がそれぞれ地元神社の境内や駐車場を会場に午後5時ころから開いた。
焼きそばやから揚げなどを作って販売し、輪投げやビンゴ大会、HIPHOPストリートダンス、カラオケなどそれぞれでイベントも行い、縁日風やビアガーデン風とそれぞれが少しずつ違った雰囲気の夜店市。「昨年よりちょっと少なめかな」と来場者数について話す関係者もいたが、それぞれで地域の子どもから年配まで、大勢の家族連れが夏祭りの一日を楽しんでいた。
日中の最高気温が33.5度の猛暑だったこの日、午後5時でも30.5度と30度を上回る暑さ。各会場とも焼きそばや枝豆とともに、生ビールやかき氷などが次々と売れていた。
今回の豪雨では、会場の日吉神社にも近くの新通川の水があがった四日町商店街では、約1週間で泥の除去や消毒など復旧作業を行っての開催。同商店街の土田龍夫会長は「開催できるか、今日まで心配だったが、会員やボランティアの協力のおかげで開くことができた」と感謝していた。
また、東三条商店街では「ウチは(水害の被害が大きかった)保内や下田のお客さんが多いから、去年の6、7割の人出」と話していた。
夏神輿は午後7時に、本寺小路で発進。3年ぶりに登場したという子ども神輿を担ぐ市立旭保育所の年長の子どもたちも合わせて、市内外から約140人の担ぎ手が集まり万灯神輿をかついだ。