「そろばんの日」の8日、ことしも三条珠算学校が三条市・宗正寺のそろばん塚の前でそろばん供養 (2011.8.8)

そろばんをはじく「ぱちぱち」という音の語ろ合わせで、「そろばんの日」の8月8日。ことしも三条市元町、三条珠算学校（田中大介代表・22教場）は、そろばん塚の建つ同市本町3、曹洞宗宗正寺でそろばん供養を行った。

ことしも「そろばんの日」の8日、三条市・宗正寺のそろばん塚の前で行われた三条珠算学校のそろばん供養

昭和5年に同寺の観音堂で三条市で初めて始まったそろばん塾が同校の前身であることから、昭和47年に境内にそろばん塚を建立した。そろばん塚は、黒御影石の直径約1mの大きなそろばんの玉の上に「そろばん塚」と刻んだ石碑があり、そろばんに感謝しようと毎年、その前でそろばん供養を行っている。

午後4時からのそろばん供養には、同校でそろばんを習う幼稚園から小学生、中学生とその家族など180人余りが参加。そろばん塚の前に設置した焼納台に、各教場から寄せられた古くなったそろばん10丁余りを載せた。牛腸法禅住職の読経とともに田中代表がそのそろばんに火をつけた。

午後4時でも31.6度、猛暑の境内

午後4時の気温31.6度。暦の上では秋の「立秋」だったが、蝉しぐれの夏本番の暑さ。子どもたちは髪の毛がぬれるほど汗びっしょりで、炎の前で手を合わせていた。