ことしも10月14日から17日まで燕市吉田産業会館で開かれる第6回燕市美術展(市展)のポスターが完成した。燕市の国上地区にゆかりの深い越後の禅僧、良寛の拓本をデザインして市民の出品を呼びかける。
ポスターのデザインは市展5部門の部門順に燕市美術協会(幸田顕会長)会員が担当しており、ことしは書道部門で日展作家で日本書道教育学会評議員などを務める長谷川白楊(はせがわ・はくよう)さん=燕市吉田東町=が担当した。
中央に良寛の遺墨のなかでも代表的な「天上大風」の拓本を白抜きでデザインし、上に長谷川さんによる隷書の「市展」、下に会期や会場を配置している。
B2判で180枚を作成し、市内の公共施設や高校に配布、掲示する。また、出品申し込みは15日以降に市内各地区公民館と図書館、サービスセンターに配置する。