燕三条地場産業振興センターでは、13日から16日まで盆恒例の「じばさんお盆フェアー」を開いており、地場産品即売の「金物特価市」をはじめ、地元の産業などをアピールするイベントを行って帰省客や観光客を呼び込んでいる。
地場産品をPRしようと毎年開いている。メーンの金物特価市は6日から先行スタートしており、13日からの同フェアーでは、まな板削りやビアタンブラー研磨など日替わりの実演、縁日気分のちびっこコーナー、2,000円の買い物で1万円の商品券などが当たるお楽しみ大抽選会、新鮮野菜・加工品即売会、じばさんシアター、屋台コーナーなど盛りだくさんだ。
初日13日は、駐車場は関東や福島、関西などの県外ナンバーが目立ち、午前中から帰省客や観光客を中心に家族連れや夫婦が訪れた。
金物特価市では、燕三条産の地場産品が並び、定番の売れ筋の包丁に加えて、テレビや雑誌で紹介される「磨き屋一番館」のビアタンブラーやエコカップも人気。ほかにも銅製品やザル、園芸用品を買い求める人もいた。
また、新鮮野菜・加工品即売会のコーナーでは、地元の各団体が日替わりで即売。初日は三条のどろんこ塾と旧西蒲原の「なじら」が出店。市場では品薄でちょっと値段が高めのモモやブドウが産直価格で販売したほか新鮮野菜を数多く販売している。
ことしは、原発事故の報道などの影響から県央地域でもコメが売れており、これまでの同イベントではなかった動きだが、間もなく新米が出るというのに、コシヒカリの30キロの玄米、10キロや1キロとコメが目立って売れていた。毎日午前9時半から午後5時まで、最終日の16日は午後4時半まで開いている。