三条市下田地区の道の駅「漢学の里」にあるレストラン「庭月庵 悟空」は、この夏限定で提供している冷たいみそ汁「冷やし汁」を提供。サラダバーのように好みの夏野菜の具を自分で器に盛って味わうというユニークなスタイルで、年配の人には懐かしい味で、初めての人にも冷たくておいしいと暑い夏に好評だ。
下田地域の素材をPRする農家レストランにと、地元産の季節の素材を使った限定メニューを登場させている。今回は、下田地域では夏の食卓に登場していたという郷土料理の「冷やし汁」。作るのは注文した人で、具や味は好みのセルフサービスで、1杯200円。
選べる夏野菜は日によって異なる。例えばある日の具材は、塩もみしたナスとキュウリ、ネギ、モロヘイヤ、ユウガオ、オオバ、ショウガ、辛みの「タデ」など。ほかにゴーヤやミョウガ、トマトなどが登場する日もあり、あっという間に自分好みのオリジナル冷やし汁の完成だ。
作り方は、小さ目の丼サイズのすり鉢に、下田産の味噌を入れてすり、氷入りの冷えたカツオと昆布のだし汁でのばす。あとは、好きな具材を好きなだけ入れて完成。食事時には、定食やカレーライス、ライスなどといっしょに注文したり、喫茶タイムは、冷やし汁を目当てに訪れる人も。
冷やし汁の提供は、7月中旬からスタートし8月20日までの予定だったが、暑さが続いていることと、来店客に好評なことから8月末まで延長することになった。
同店の営業は、午前10時から午後3時半までで、食事メニューの提供は11時から2時半まで。それ以外は喫茶タイムとなる。8月は22日と29日が定休日。