21日の三条は明け方を中心に弱い雨が降り、灰色の雲が空を覆うぐずついた天気で、日中の最高気温は22.8度と9月下旬から10月上旬並みの涼しさとなった。
明け方の最低気温は19.0度。気温が20度を割ったのは7月22日の19.5度以来ほぼ1カ月ぶりで、9月中旬並みだった。
湿度が高くてじめじめしたが、窓を開ければエアコンの必要ない涼しさ。猛暑に節電でぐったりの人には天の恵みで、真夏の暑さが収まるころとされる23日の「処暑」を待たずに秋本番を感じさせる涼風だった。
日暮れとともに雲が切れ始めた西の空に夕焼けが広がった。加茂市からも夕焼けにくっきりと浮かび上がる弥彦山のシルエットとともに、加茂川に揺れて映る夕焼けと街灯のあかりが息をのむような美しさを見せていた。