豪雨から間もなく1カ月、三条市災害ボランティアセンターの活動も終盤を迎え、自治会を通じて26日までにニーズの取りまとめ (2011.8.25)

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平成23年7月新潟・福島豪雨から間もなく1カ月。三条市の被災地で復旧活動を行うボランティアをとりまとめる三条市災害ボランティアセンターの活動も終盤を迎えている。

25日の三条市災害ボランティアセンター三条本部は午前中で活動を終わり、午後は閑散
25日の三条市災害ボランティアセンター三条本部は午前中で活動を終わり、午後は閑散

三条市は豪雨で7月29、30日を中心に被災した。8月1日にボランティアセンターが開設され、三条地区と下田地区にそれぞれ本部を置いてボランティア活動に取り組んでいる。

活動の中心は、家の建物や敷地に流入した泥を排除する泥出し作業。下田体育館に設置されている下田本部は25日、3件の復旧作業の依頼があった。雨が強くなってきたため、活動は午前中に1件だけを対象に行い、市外8人と県外3人の11人のボランティアが参加した。

下田本部の開設以来、下田体育館の利用を中止しているが、いつまでも利用を中止したままではいられない。ボランティアセンターを閉鎖せずとも事務室に本部を移すなどして、早めに体育館を明け渡さなければならない。

今後の日程を見極めるためにも、三条、下田の両本部とも自治会を通じて26日までに最終的な復旧作業のニーズの取りまとめを依頼した。ボランティアはニーズがある限り形を変えて続けるが、復旧が終われば復興、支援に局面が移り、農作業の支援や復興イベントなどの開催も視野に入れている。

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