燕三条ブランドプライド・プライドプロジェクトメンバーの岡村葡萄園=新潟市西蒲区=では、9月3日から11月5日までの間に5日間に渡ってブドウ畑でランチを楽しむ「Farmer's Garden Lunch 葡萄畑でお食事を…」を初めて開く。
同園は、明治の時代から100年以上続く中ノ口川沿いのブドウ農家。その自宅前のブドウ棚の下の日常を忘れるような異空間で、ゆったりとした時間とランチを楽しんでもらおうと初めて企画した。
開催日は9月3日と10日、10月1日と8日、11月5日の5日間。いずれも土曜で午前11時半から午後2時半まで開き、参加費は1回2,800円。毎回、定員は30人で、それぞれ開催日の前の火曜日が締め切りだが、定員に達したら締め切る。
ブドウ棚の下で楽しむ食事は、燕三条エリアの農家が生産する新鮮な食材を使い、新潟市が拠点の「DAIDOCO」(ダイドコ)によるケータリングランチ。食材の生産者も参加し、ランチを楽しみながら食材についての話を聞き、果樹や野菜の即売も行う。
会場はロザリオロッソ、ウインクなど4種類のブドウが育つ約700平方メートルのブドウ棚の下。9月の開催日では、目の前には赤や緑の粒が宝石のようなブドウの房が無数に下がる。
10月にはブドウの果実は収穫が進んで減る代わりに、緑の葉のすき間から日が差し込む。11月には黄や赤に色づいたが葉がステンドグラスのように日差しを透かし、さまざまな表情で来園者を迎える。
プライドプロジェクトメンバーの岡村直道さんは、ゆったりとした時間や農家と話しをしてみたい人などたくさんの人に参加してもらいたいと話し、「この空間と時間を楽しみに」と参加を呼びかけている。
申し込みや問い合わせは、(財)燕三条地場産業振興センター・燕三条ブランド推進室で、ファクシミリ(0256-36-5701)と電話(0256-36-4123)で受け付ける。申し込みは、氏名、住所、当日連絡がとれる電話番号、参加希望日、希望予約時間(来園時間=11時半、12時半、13時半)、申し込み人数を記入する。
岡村葡萄園は、新潟市西蒲区潟浦新19で三条燕インターチェンジから車で約20分。インターから燕市内の佐渡橋を渡ってすぐ右折。新飯田橋を渡らずにその先、岡村商店を過ぎて間もなく左カーブを曲がったらすぐ右折して100メートル余り。付近には、「うまさぎっしり新潟」ののぼりが立つ。