国定勇人三条市長は29日に開いた臨時記者会見で、三条市の中心市街地エリア情報紙「まちなか」の発行などを手伝う「まちなか応援サポーター」として県立三条商業高校・商業クラブの高校生9人が活動を開始することなどを紹介した。
会見では、平成23年7月新潟・福島豪雨災害の被災者支援に係る地区別移動相談会を開催、県求職者総合支援センターなどによる「生活・就労や労働問題に関する相談会」を開催、「中心市街地歴史的建造物調査報告会」を開催、「諸橋轍次記念館収蔵品解説会」と中華人民共和国駐新潟総領事館「王華総領事講演会」の開催 、三条商業高校商業クラブのメンバーがまちなか応援サポーターデビュー!の5項目について話した。
まちなか応援サポーターの紹介では、商業クラブの高校生4人も会見に参加。同クラブは地元の伝統、文化の学習を通じて地元の良さを再発見しようと活動する生徒有志のクラブ。2006年に同クラブの先輩たちが三条名物の「いか」と呼ばれる六角巻凧をイメージしたパンを開発販売して以来の「いかぱん屋」を継承し、この夏の三条マルシェ〜ごった市@ホコテンにも出店している。
中心市街地情報紙「まちなか」は、ことし6月に創刊した三条中央商店街振興組合内のまちなか編集部が発行する情報紙。中心市街地の店舗や散策コース、イベントなどを掲載し、23年度中は毎月発行する。
応援サポーターは、情報紙の取材など発行の手伝いを行い、若者の目線で「まちなか」の情報発信を行っていく。
会見に参加した同クラブのメンバーは、市長と名刺交換してあいさつ。さらに、翌30日が39回目の誕生日という市長に「一日早いですが」と、オリジナルパンをプレゼントして喜ばせていた。