三条市が9月定例会の提出議案概要説明会、豪雨災害の被災者支援事業や災害復旧事業、第一中学校区小中一体校建設事業を含む一般会計補正予算など議案23件 (2011.8.30)

三条市は29日、9月定例会の提出議案概要説明会を開き、新潟・福島豪雨災害に係る被災者支援事業や災害復旧事業、第一中学校区小中一体校建設事業などを含む平成23年度一般会計補正予算など議案23件の概要を説明した。

9月5日召集の9月定例会の提出議案は、人事案件1件、条例の一部改正5件、工事請負契約の一部変更1件、動産の取得1件、平成23年度補正予算6件、専決処分の報告7件、決算の認定2件の計23件。

一般会計補正予算は、歳入歳出ともに38億5,157.4万円を追加し、総額657億3,833.6万円とした。

災害関係では、避難所の提供や笠掘地区などへの応急給水活動実施のほか自宅が全壊や流出した被災者に仮住まい提供などの支援を行う「新潟・福島豪雨災害被災者支援費」（728万円）。被災した市道、農地・農業施設や公共施設の復旧を行う「災害復旧費(9事業)」（25億4,630万円）など。

小中一貫教育の関係で「第一中学校区一体校建設事業費」（11億1,390.6万円）の補正としたほか、国の安全・安心な学校づくり交付金を受けて行う同事業の建設工事や外構工事などについては、平成23年度から25年度までの継続費（総額72億4,481.8万円）を設定する。

また、条例の一部改正では、平成26年4月1日施行の三条市立学校設置条例の一部改正で、小中一貫教育推進に当たって一体型校舎を第一中学校区において整備するために必要な改正も行われる。このほか、小中一貫教育関係では、「動産の取得」で大型バス5台（5,616万4,410円）の取得についてなども提案される。

関連リンク

• 平成23年第4回（9月）定例会-三条市（新しいウィンドウで開く）