三条市消費者協会と三条市は、11日午前10時からことしも三条市体育文化センターで贈答品交換即売会を開くのを前に7日、販売する贈答品など市民からの委託品を受け付けた。
遊休品の有効活用と消費生活への意識を高めようと毎年開いており、ことし36回目。市民から贈答品などの委託を受けて販売する即売会で、品物は新品に限っており、値段も市価の半額以下とあって毎年、開場前に100人以上の入場待ちの行列が出る人気だ。
販売する贈答品は午前10時から午後3時まで、三条市中央公民館と嵐南公民館の2カ所で受け付けた。寄せられた販売委託品は、タオルやシーツの繊維製品をはじめ、サラダオイルやコーヒーのセット、洗剤、皿、花器、靴、かばん、介護用パッドなどがあった。
午後3時ころで、2カ所合わせて計37人が約1,100点を委託。主催者によると、災害や不景気の関係もあるのか、委託品の持ち込みは例年より少な目と話したが、受付時間には委託品の包みを抱えた市民が次々と訪れ、同協会役員と市職員の計10人が参加して対応。委託者からの委託品の価格を決める相談を受けたり、委託品に値札をつけたりと忙しかった。
11日の贈答品交換即売会は、午前10時から正午までだが、品物がなくなれば終わる。毎回開場前に大勢が並ぶことから、大半はかなり早い時間で売れてしまうようだ。