「白露」だった8日の三条は31.8度まで気温が上がり、3日ぶりに真夏日となる厳しい残暑だった。
明け方の最低気温は20.1度と低く、気温が30度を超えていたのは毎正時の観測で午後1時〜3時までと短く、空気も乾燥していたせいか、真夏の暑さとは別物の過ごしやすい真夏日だった。青空にはいわし雲のように雲が連続した模様を描き、まさに秋のそれだった。
地元の田んぼでは、わせ品種のコメの収穫作業が進み、いたるところでコンバインがうなりを上げて稲穂が揺れて黄金色の海原を行き交っている。コンバインが通るあとからえさとなる虫を求めてシラサギが田んぼに舞い降りている。