三条市男女共同参画審議会委員(渡辺登会長)と国定勇人三条市長のコラボ・プロジェクト「勇人パパと絵本を楽しもう♪」の8月1日分の国定市長に渡した絵本の感想コメントが三条市のホームページに掲載された。
国定市長の8歳の長男と3歳の長女にあわせた、さらに時季にもあわせた絵本を審議会委員が5冊ずつ、10冊をセレクトし、審議会委員がそれぞれの絵本のお勧めコメントもつけて2週間に1回、国定市長へ渡す。
国定市長が自身の子どもに読み聞かせ、国定市長と妻律子さん、子どもの感想コメントを手書きし、その手書きのスキャン画像を含めてコメントの内容をホームページに掲載し、市民から子どもに読んであげる本のチョイスに役立ててもらっている。
『なつのおとずれ』では、国定市長が大好きな絵本作家、かがくいひろしさんの作品だったが、絵本のなかで雨の降るシーンが素直に読み進めなかったそう。三条市が大きな被害を受けた水害と重なるようで、「この本を素直に読む進める事が、一日も早くできるように、復旧復興に全力を注いでいきたい」とある。
『おおきく おおきく おおきくなると 』では、「概念先行型、説明先行型の一冊」と分析。せりふが説明的なので読み手がかなり疲れてしまうので、「セリフに捉われず、自由に子ども達と会話しながら読み進めることをオススメしたい」と、「読み聞かせのプロっぽい目線で感想」を書いた。
外国の絵本では、「欧米系作家の絵本を克服したかもしれません」とあるほど楽しく読んだようで、なかでも『ウエズレーの国』では、「昔何度も読み返した『エルマーのぼうけん』シリーズのようなワクワクするような気持がこの年齢に達した今も沸き起こります」と絶賛する。
ただ、あまりにも好みのど真ん中だったため、自分の方が夢中になって、声を出して読み聞かせをすることを忘れ、娘に怒られてしまったという。
また、このプロジェクトは昨年8月にスタートしてから今回で19回目となったが、三条市立図書館の子ども読書コーナーに9月1日から11月末までこれまでのプロジェクトの本を集めた特設コーナーを設置している。市長のコメントもコピーをつづって冊子にして見てもらっている。今回の絵本は次の通り。
■3歳向け絵本 | ||
■8歳向け絵本 | ||