三条市歴史民俗産業資料館(太向義明館長)では、10日から25日まで企画展「岩田正巳」を開き、三条市名誉市民の日本画家、岩田正巳(1893-1988)の作品22点を展示する。
岩田正巳は、裏館村(今の三条市裏館)の眼科医の長男に生まれ、東京美術学校(今の東京芸術大学)で松岡映丘に師事し、伝統的な大和絵の技法を学び、歴史画を多く手がけた。
同資料館では、2010年にも「岩田正巳展」を開き、同資料館所蔵の作品やスケッチを展示したが、今回は所蔵品に加えて市内外の愛好家の協力で「神武天皇」、「日蓮上人」などの歴史画から植物や風景を描いた作品などを展示する。
午前9時から午後5時まで開館、入館は無料。月曜は休館だが、19日は開館する。