三条署は9日、毎月6と9の日を語呂合わせで「6・9(ロック)の日」として「鍵かけ」を呼びかける活動の一環で、7月に続きJR三条駅前で市内の高校生の生徒にも参加してもらい、自転車盗難被害防止などの広報啓発活動を行った。
午後4時半から行い、参加したのは同駅近くの三条高校の生活委員7人、新潟県央工業高校の囲碁将棋同好会7人と機械工作部4人の計21人の高校生が参加したほか、少年警察ボランティア、市役所市民部環境課、三条署員など計約30人。さらに、県警マスコット「ひかるくん」と三条市環境マスコット「エコちゃんサンちゃん」の着ぐるみも参加した。
参加者は数班に分かれて、駐輪場の自転車の施錠の点検や整列、駅の乗降客への鍵かけの呼びかけを行った。
駐輪場では、三条署員とともに参加した高校生が1台ずつ施錠と防犯登録の有無などを確認し、不備のある自転車にはチェック票に記入して取り付けた。
駅の乗降客への呼びかけでは、「防犯の基本は 一声かけて 鍵かけて」と書かれ、空き巣や忍び込みなどの被害状況や県内の鍵かけの実態などを掲載したちらしと自転車のワイヤー錠などを、「鍵かけをお願いします」と手渡した。
三条署管内の自転車盗の盗難被害は、1月から8月末までで111件で、前年比マイナス6件。鍵かけの徹底を呼びかけ、犯罪の未然防止につなげていく。