(株)Noah=原達明社長・三条市西本成寺=は11日、(株)ユーロピアム=同市猪子場新田=で三条市水害復興支援まつりを開き、80年代ヘビーメタルバンド、EARTHSHAKER(アースシェイカー)のスペシャルライブをメーンとしたイベントに真夏同然の炎天下で熱狂した。
先の新潟・福島豪雨で被災した三条市でイベントを行うことで、同市など被災地の復興を支援し、復旧作業に追われた人からは失われた夏休みを取り戻して元気になってもらおうと初めて行った。
同社原社長やグループの渡辺雅之マルソー(株)社長と友人のEARTHSHAKERのボーカル「マーシー」こと西田昌史さんから「何かできることはないか」と声をかけられてアースシェイカーの無料ライブも実現。さらに新潟発ローカルアイドル「Negicco(ねぎっこ)」のスペシャルショーや燕市で制作された映画『アノソラノアオ』の出演者によるトークイベント、会場には露店コーナーやお祭りコーナーも並んで家族連れなどでにぎわった。
EARTHSHAKERの出演前から何千人単位の来場があって盛り上がった。日中に来場者を集めたのはやっぱりNegicco。昨年暮れに全国アイドルお取り寄せ展で優勝して人気も高まっており、遠くから訪れたファンがNegiccoの歌にあわせて踊ったり、声援を送ったりと一体になって盛り上げた。
そして夜はお待ちかねのEARTHSHAKERの登場。長髪をなびかせ、一曲目からエンジン全開で汗びっしょり。約1時間で11曲を演奏した。数百人のファンが詰めかけ、今も変わらずエネルギッシュで、完成度の高い演奏に酔った。両腕を振り上げてリズムをとり、EARTHSHAKERが青春ど真ん中だったと懐かしむ人もあり、目を赤くしているファンもいた。