国定勇人三条市長は13日午前行った定例記者会見で16項目の発表を行った。
秋のこともありイベントに関するものが中心で、さんちゃん健康体操サポーター養成講座とさんちゃん健康体操交流大会、まちピカ祭、三条マルシェ、三条鍛冶まつり、大崎浄水場の国登録有形文化財登録記念イベントなど盛りだくさんだ。発表した項目の概要は次の通り。
三条市で今年度110歳の最高齢者2人をはじめ、同じく100歳の25人、90歳の353人、85歳の752人に敬老祝い金品を贈る。110歳を対象に敬老祝い金品を贈るのは県内初で、祝金10万円と祝状(額付)、祝品(似顔絵額付・果物詰め合わせ・プリザーブドフラワー)を贈る。
ほかの敬老祝い金品は100歳が祝金5万円と祝状(額付)、いい湯らてい利用券、90歳が祝品(洗える羽毛肌掛けふとん)と祝状、85歳が祝品(ようかん)と祝状。
また、県は100歳に知事の祝状(額付)、記念品(鎚起銅器茶筒、巾着袋)、内閣総理大臣の祝状(額付)、記念品(銀杯)を贈る。
三条市オリジナル「さんちゃん健康体操」の普及啓発、PRや教室の運営をサポートする人を募集。いずれも金曜の10月7日、14日、21日、28日、11月4日の5回、いずれも午前9時から正午まで(21日だけ午前10時から)三条市総合福祉センターで開く。
養成講座3日目は体操を制作した首都大学東京の山田拓実准教授の講演やさんちゃん健康サークルの活動を紹介する交流大会を同時開催する。
10月1日(土)午前8時から正午まで農業体験交流センター「サンファーム三条」で「まちピカ祭」を開く。ごみを拾いながら歩く「ごみゼロウォーキング」やクイズや環境団体のコーナーを開設してエコちゃんサンちゃんや国定市長と記念写真撮影できる「ピカピカ広場」も開設する。
夏季の計画停電を回避するため、市、事業所、市民が一体となり取り組んだ実績について。節電期間は7月1日から9月9日までで、目標とした昨年の最大需要電力から15%+αの削減を市役所庁舎では46日間すべてで達成し、燕三条地域では2日間を除いて44日間達成した。
庁舎では最大26%削減を達成し、会見で国定市長は、7月29、30日の新潟・福島豪雨に伴う水害対応で「やや節電に対する取り組みがかすんでしまった」のが残念としながらも、7、8月の2カ月間で昨年比151万円の削減を達成したことを話した。
また、9月いっぱい休日シフトに取り組む事業所があることから、休日保育も9月いっぱい実施する。
北陸自動車道栄パーキングに接続するETC専用のインターチェンジ「栄スマートインターチェンジ(仮称)」は、平成24年夏の供用開始を目指している。車両規制や時間規制がなく、ETC搭載車ならすべての車両が24時間いつでも利用できるようになる。
9月24日(土)、25日(日)の2日間、新発田市月岡、月岡カリオンパークで開かれる「国際ご当地グルメグランプリ in 月岡温泉」に三条カレーラーメンで出店する。グランプリに輝いたグルメはうまさぎっしり博への出店権も同時に手に入る。三条カレーラーメンは「着々と勢力拡大」に努めてきたが、ここで頑張って「一気呵成(かせい)に新潟、世界の頂点を目指していただきたい」と国定市長。
「体育の日」の10月10日午前10時から午後3時まで一ノ木戸商店街(一ノ門交差点)−昭栄通り間と本寺小路、三条別院で会場総延長900mを車両通行止めにするビッグな歩行者天国で月1回の三条マルシェを開く。福島県南相馬市、同矢祭町、兵庫県豊岡市、佐賀県武雄市、県内から長岡市、柏崎市も出店し、ブースは100を超す見込み。スイーツフェアを同時開催し、第三中学校吹奏楽部、三条東高校書道部のイベントも行われる。Twitter「@sanjomarche」、Facebookページ「三条マルシェ ごった市@ホコテン」も。
秋に下田郷で行われる「うんめもんフェア 秋のシリーズイベント」、「体験プログラム・イベント」、「紅葉&さつまいも食べ歩き」。日程などは次の通り。
この秋も24日夜に三条別院と本寺小路周辺で「本寺小路あかり物語」、25日昼に三条鍛冶道場と周辺特設会場で「越後三条鍛冶まつり」が開かれる。三条別院のライトアップは、23日から25日まで。
「本寺小路あかり物語」は、ライトアップされた三条別院と参道周辺に並ぶ150 基の行燈(あんどん)が幻想的な空間をつくり出す。「鍛冶雑炊」やカクテル「華路」の提供も。関連イベントで三条別院あかりコンサート 、 三条まちなか落語会「あかりの落宴」 、 歴史民俗産業資料館キャンドルナイトもある。
「越後三条鍛冶まつり」は「鍛冶」をメインテーマに刃物研ぎ直し、ミニ包丁づくりなど実演と体験を通じて三条の職人技を楽しめる。高級打刃物等の販売に加え、ことしは三条マルシェとのコラボで三条産スイーツや三条グルメなど、物販もさらに充実。同時開催は〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン、スイーツフェア、お通しサミット、健康アップイベント。
三条市初、国登録有形文化財に指定された歴史民俗産業資料館で、24日午後6時から9時半まで県央工業高校建設部による幻想的なキャンドルのディスプレーが行われる。あわせて名誉市民の岩田正巳展の時間延長開催(午後9時まで)、市民による音楽演奏(ハーモニカ演奏など)も行われる。
越後三条鍛冶祭りとの同時開催で9月25日に鍛冶道場周辺の専用エリアで「お通しサミット」を行い、お通しと飲み物(生ビール、カクテル、ジュースなどのソフトドリンク)のセットを500 円のワンコインで販売。10月のマルシェで使える秋の味覚プレゼント券とサミット参加店のオリジナルサービス券付き。また、10月のマルシェでは、「初めての給食レストラン」を開く。メニューは県の献立コンクールで優秀賞を受けたもの。
今回で5回目、この秋9月25日から2カ月間に渡って行われる「燕三条ものづくりの心に出会うまちあるき」。職人に学びながらアルミ缶クラフト体験ができる新しいツアーなども加わり、コースは過去最高の18 種類で、合計21 回実施される。申し込み先は燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」(電話:0256-34-7310)。
詳しくは、各公共施設などに設置してあるパンフレット、またはホームページは「燕三条まちあるき」。
まちづくり活動に必要なコミュニケーションの手法などの基礎知識を学びながら、まちなかのにぎわい創出につながる取り組みを考え、実践に向けた検討を行う講座「地域づくり応援塾」を10月2日から12月10日まで東公民館と三条鍛冶道場を会場に4回コースで開く。日程は次の通り。
第1回 基礎知識 | 10月2日(日) 10:00〜17:00 | 東公民館 | ・オリエンテーション |
第2回 フィールドワーク | 10月15日(土) 10:00〜17:00 | 東公民館 | ・まちあるきによる資源調査 ・事例紹介 |
第3回 企画作成 | 11月1日(火) 19:00〜21:00 | 東公民館 | ・計画策定グループワーク |
・第4回 発表・振返り | 12月10日(土) 10:00〜17:00 | 三条鍛冶道場 | 発表・振返り・総括 実践的な活動への橋渡し |
三条産のおいしいコメを首都圏で知ってもらい、販路の拡大を目指すためのキャンペーンで、東京都荒川区と横浜市の小学生を対象に三条市で稲刈体験をしてもらう「コシヒカリ収穫体験in 三条」をことしも行っている。これまでは下田地区と栄地区で行ったが、ことしは豪雨災害のため、2回とも栄・川通地区で実施。
また、三条産米の首都圏の学校給食での採用状況は、荒川区立第二峡田小学校で昨年5月から採用しており、同区立第三峡田小学校、荒川区立汐入小学校でも採用。さらに調布市立滝坂小学校も引き合いがある。
15. 三条市水道局大崎浄水場 国登録有形文化財登録記念イベント
大崎浄水場が国登録有形文化財に登録されるのを記念して、10月8日午後2時から8時まで大崎浄水場を一般公開し、三条市の安全でおいしい水に親しんでもらうイベントも行う。イベントはキャンドル&ライトアップ、ミニコンサート、長岡造形大学の平山育男教授による「国登録有形文化財大崎浄水場のすべてを見せます!」見学ツアー、三条のおいしい水!きき水大会、茶会など。
16. 「第40 回 三条かぐら鑑賞会」 2 か年にわたり全32舞を披露
10月2日午後0時45分から中央公民館で第40回の三条かぐら鑑賞会を開く。ことしと来年の2カ年で県指定無形文化財となっている「三条神楽」全32舞を披露する。演目は次の通り。