三条市本町2、真宗大谷派三条別院の本山の京都・東本願寺は14日、7月29日の新潟・福島豪雨で大きな被害を受けた三条市に災害見舞金として30万円を届けた。
午前9時半ころ、真宗大谷派の三条教務所長で三条別院輪番の鷲尾幸雄さんが市役所を訪れ、国定勇人市長に「災害御見舞」、「真宗大谷派 東本願寺」と書かれた見舞金の包を手渡した。
今回の豪雨では、同宗派の寺院や門徒宅などにも床上や床下の浸水被害があった。同宗派のホームページによると、『「2011(平成23)年新潟・福島豪雨」及び「2011(平成23)年台風12号」により被災されましたご門徒、寺院・教会をはじめ被災者の方々に対し、衷心よりお見舞い申し上げます』とお見舞いを掲載するとともに、8月1日には災害救援本部会議を開き、その後も現地の状況の把握を行い、9月8日の災害救援本部会議で「被害の特に甚大な三条市・長岡市・魚沼市・南魚沼市と、三条教区に災害見舞金の給付を決定した」と、迅速な対応を掲載している。