燕市吉田地区の福祉関連団体が一堂に集う年に一度の「よしだ健康福祉ボランティアまつり」が17日、燕市吉田産業会館で開かれ、あいにくの小雨にもかかわらず健康と福祉の博覧会のようになった会場は親子連れなどで大にぎわいだった。
県内でも地区の福祉関連のイベントでは最大規模を誇り、吉田地区の88団体が参加。実行委員会(金子良実行委員長)を組織し、吉田産業会館のほとんどスペースを使って地元のさまざまな団体がそれぞれのブースで工夫を凝らした展示や体験イベントを行った。
さらにステージアトラクションや外では模擬店にフリーマーケットと、「まつり」の名にふさわしい盛りだくさんの内容。吉田太鼓龍神会の演奏に続いて恒例のモチつきでは、ついたモチをあんこにしてその場でふるまうと、百人を超す長い行列ができた。
雨が強くならなかったのは幸いで、逆に昨年より人出が多いくらいという声も。子どもたちは時間を忘れて次々とブースを回っていた。