三条市内の三条、三条南、三条北、三条東の4つのロータリークラブは20日、8月に合同で開催した「“がんばろう日本”復興応援チャリティ寄席とフルートコンサート」の来場者による募金18万円余りを東日本大震災などの影響で三条市に避難している人たちのために使ってほしいと三条市に寄付した。
午前10時過ぎに三条ロータリークラブの山田富義会長、三条南ロータリークラブの鈴木国彦会長、三条北ロータリークラブの星野義雄会長、三条東ロータリークラブの石田大介会長の4人が市役所を訪れた。
「“がんばろう日本”チャリティ寄席とフルートコンサート」は、8月28日に三条中央公民館で開いた。4クラブ合同の市民を対象にしたイベントは、今回が初めて。同公民館の500席は満席となり、入りれなかった同クラブメンバーを中心に大会議室にもモニターを設置して鑑賞するほどの盛況で、計600人が来場した。
当日、会場入り口に設置した募金箱に寄せられた18万2,122円の善意を国定勇人市長に手渡した。国定市長は、ロータリークラブでは復興に対する支援のメッセージを震災から半年以上たっても発信し続けていることに感謝した。
東日本大震災などの影響で三条市に避難している人たちのために使ってほしいと寄せられた寄付は、これで合計で240件、8,686万7,114円となった。