三条エコノミークラブ(野崎喜嗣会長)は、20日午後7時から三条市中央公民館で三条エコノミークラブ50周年記念公開例会を開き、満員の約500人がネッツトヨタ南国(株)取締役相談役の横田英毅(よこた・ひでき)さんの講演を聴いた。
講師の横田さんは、1943年高知市生まれ。37歳の時にネッツトヨタ南国設立とともに経営トップに就任、「働きがい」を第一とする会社づくりを開始。何よりも社員満足を最優先する経営により同社をトヨタ系販売店の中で、11年連続顧客満足度ナンバーワンを獲得する企業に育てた。
また、2009年にはショールームへの年間来場者数が10万人を突破、横田氏の人を活かす企業経営に導かれ、社員が率先して顧客満足を創りだしている。
横田さんは、「いちばん大切なことを いちばん大切にする 〜社員の幸せが会社を強くする〜」のテーマで講演。どうしたら「働きがい」のある会社を育てられるか、社員が「やりがい」を感じることができるのかなどを穏やかでソフトな口調で話した。
11年連続の「顧客満足度No.1」の実績が証明する横田さんの話に、聴講者のなかにはヒントを少しでも持ち帰ろうとメモを取りながら聞く人も多かった。