ラーメンを切り口に燕三条地域を盛り上げようと地元有志でつくる組織「燕三条ラーメン王国」(梨本次郎代表)が進めてきた「三条『カレーラーメン体操』キッズプロジェクト!」の集大成ともいえる「カレーラーメン体操」のお披露目が25日、三条鍛冶道場での「越後三条鍛冶まつり'11」のステージで行われた。
三条発祥のカレーラーメンにちなんで昨年、高校生とのワークショップで『カレーラーメンの歌』を作成。ことしはさらに健康づくりにも一役買おうと、『カレーラーメンの歌』に乗せた体操をつくる「三条『カレーラーメン体操』キッズプロジェクト!」に取り組み、小学生とワークショップで振り付けを考案。それを基に中央で活躍する新潟県出身のダンサーコーディネーター、αi(あい)さんが1曲の体操にまとめた。
その後、練習やプロモーションビデオの撮影も行ってこの日のお披露目となり、プロジェクトに参加した小学生のうち19人が参加した。
絶好の秋晴れに恵まれ、出番前にステージわきで円陣を組み、燕三条ラーメン王国の国王こと燕三条青年会議所の前理事長でもある梨本次郎さん(37)=三条市=は、頭と首にカレーラーメンにちなんだ黄色の飾りを着け、「きょうは最高の笑顔で頑張りましょう!」の呼びかけに全員で「おーっ!」と気勢を上げた。
梨本さんは燕三条ラーメン王国や『カレーラーメンの歌』、さらに『カレーラーメン体操』をつくった経緯を話した後、『カレーラーメンの歌』の曲に合わせて全員で体操。子どもたちは最高のパフォーマンスを見せると、久しぶりに声を出すほど笑わせてもらったという年配の女性もいた。