燕市と燕商工会議所、(協)つばめ物流センターは、10月2日午前9時から午後4時まで燕市物流センターで第31回燕青空即売会を開き、ことしも燕市が量はもちろん、品質やデザインでも国内の産地を圧倒する洋食器のまち「燕」のキッチンウエアやハウスウエアを破格値で販売する。
燕製品のPRをと毎年10月の第1日曜に開いており、県内外から数万人を集客するビッグなイベントだ。燕市の物流のいわばビジネス街、物流センターのメーン通りを歩行者天国にし、半端物や型落ちで流通ルートに流せなくなった倉庫に眠る商品を中心に販売する。
ノーベル賞受賞記念晩餐会公式カトラリーメーカーもあり、世界が社交界でも認められたスプーンやフォークの一流のカトラリーをはじめ、鍋やザル、フライパンをはじめ、日用品や雑貨などさまざまな商品が捨て値のような驚きの価格で並ぶ。年度変わりで異動や新生活を始めるにはまだ半年あるが、すでに予定している人には生活用品を一度にそろえる絶好のチャンスとあって、この日を心待ちにしている人もいる。
ことしは昨年より4社増えて40社・団体の出店にスケールアップ。メーカーや商社の製品販売のほか、軽食や飲み物の販売もある。恒例のお楽しみ抽選会は、買い物500円につき1枚もらえる補助券5枚で1回の抽選に参加でき、賞品として会場で使える500円から3,000円の買い物券計1,000本が抽選で当たる。
これも恒例の「お楽しみ歌謡ショー」は、午前11時からと午後1時半からの2回、演歌歌手の上村あすかさんが45分のステージを行うほか、金属洋食器製造100周年記念イベントとして、特設ステージで正午から午後1時までカトラリーキッズ演奏とカトラリー・クイズ大会も行う。
ことしも物流センター内の企業の敷地などを駐車場にするので、駐車場不足の心配はなく安心して車で出掛けられる。雨でも開く。北陸自動車道三条燕インターチェンジから会場までは5キロ足らず、車で約10分。インターから燕市方面へ向かい、コスモ石油販売(株)セルフ燕SSのある交差点を左折、県央大橋を渡って間もなく。